ナミビア共和国
日・ナミビア首脳会談
令和元年8月29日

本29日午後7時40分頃から約10分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,ハーゲ・ガインゴブ・ナミビア共和国大統領(H.E.Dr. Hage G. GEINGOB, President of the Republic of Namibia)との間で日・ナミビア首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ガインゴブ大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)に参加するため訪日中です。
- 冒頭,安倍総理大臣から,1990年の独立以来,ナミビアが民主政治で安定した政治を行っていることを高く評価しつつ,「豊富な資源に裏付けられたナミビアの潜在力に着目しており,ビジネス関係の促進を期待する」旨述べました。これに対し,ガインゴブ大統領から,TICADへの招待及びこれまでの日本の様々な支援に対し謝意が示されました。
- 続いて,安倍総理大臣から,来年外交関係樹立30周年を迎えるナミビアとの二国間関係をさらに強化していきたい旨述べ,ガインゴブ大統領からも,日本との関係強化を期待する旨発言がありました。また,安倍総理大臣から,ナミビアの物流能力強化や職業訓練のための協力やナミビアにおける干ばつの深刻な状況を踏まえた支援の意向を表明しました。これに対し,ガインゴブ大統領から,日本からの洪水や干ばつの被害への人道支援やインフラ整備支援に対する謝意が表明されました。
- この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。