ケニア共和国
日・ケニア外相会談
令和8年5月3日
現地時間5月3日午前9時(日本時間3日午後3時)から1時間20分間、茂木敏充外務大臣は、訪問先のケニアにおいて、ウィクリフ・ムサリア・ムダバディ・ケニア内閣筆頭長官兼外務・ディアスポラ担当長官と会談を実施しました。
1 冒頭
ムダバディ長官は、茂木大臣のケニア訪問に対し歓迎するとともに、長年にわたる友好的な二国間関係を今後一層発展させていきたい旨述べました。これに対し、茂木大臣から、4回目のケニア訪問をうれしく思うと述べるとともに、日本がケニアの地で「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を提唱してから10年を迎えることに言及しつつ、自由、法の支配等の基本的価値や原則を共有する重要なパートナーであるケニアとの関係を一層強化していきたい旨述べました。
2 二国間関係
- 茂木大臣から、FOIPの「進化」について説明するとともに、FOIPの実現に向け、ケニアとの間で引き続き具体的な協力を進めていきたい旨述べました。これに対し、ムダバディ長官から、日本との協力の重要性について発言がありました。
- 茂木大臣から、日系企業のケニア進出がますます活発になっていることに言及し、ケニアでの日本企業の更なる活動のためにもビジネス環境整備等に向けた協力を要請するとともに、FOIPにおける協力の象徴とも言えるモンバサ地域の開発等の日本の支援について言及し、日本としてモンバサ地域の開発に官民で引き続き取り組んでいきたい旨述べました。これに対し、ムダバディ長官から、これまでの日本の支援に対する謝意が述べられ、両大臣はモンバサ港を含むケニアの重要インフラ開発において引き続き協力していくことで一致しました。
- 茂木大臣から、現在実施に向けて調整しているケニアへの初の政府安全保障能力強化支援(OSA)を含め、安全保障協力も強化していきたい旨述べ、両大臣は、OSAの円滑な実施に向け協力していくことで一致しました。
3 国際場裡における協力
- 茂木大臣から、国際社会が諸課題に直面する中、日本とアフリカの絆はかつてなく重要であり、ケニアと共に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて取り組みたい旨述べました。
- 両大臣は、現下の中東情勢や東アジア情勢を含めた地域情勢及び安保理改革等の国際社会の諸課題について意見交換を行い、今後も国際場裡における連携を含め、協力を強化していくことを確認しました。

