ケニア共和国
辻󠄀外務副大臣のケニアビジネスフォーラム出席
令和6年2月8日


2月8日(木曜日)、辻󠄀清人外務副大臣は、日本貿易振興機構(ジェトロ)が開催し、ウィリアム・サモエイ・ルト・ケニア共和国大統領が臨席した「ケニアビジネスフォーラム」に出席し、外務省を代表して開会挨拶を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、辻󠄀副大臣は、昨年外交関係樹立60周年を迎えた両国の間では、この60年間様々な分野で協力が進められており、両国関係はかつてないほど緊密になっている旨述べました。また、40年間、停まることなく電力を供給してきたオルカリア地熱発電所やケニアからのABEイニシアティブへの参加者がアフリカで最多であることについて紹介しつつ、日本のこれまでの協力が「質の高さ」と「人への投資」に重点が置かれてきたことを強調しました。
- 続けて、辻󠄀副大臣は、日本が長年支援してきたインド洋に面するモンバサ港は、今や両国が共に推進するビジョンであるFOIPを具体化する代表例であり、両国が法の支配や民主主義といった普遍的価値を共有する重要なパートナーであることの象徴となっている旨述べました。
- その上で、辻󠄀副大臣は、これまでの60年間の協力を基礎に、ビジネス分野をはじめ両国関係が更に発展するよう、これからも重要な同志国であるケニアと緊密に連携していく旨述べました。