アンゴラ共和国
日・アンゴラ外相会談
令和7年2月21日


現地時間2月21日午後4時35分(日本時間21日午後11時35分)から約35分間、G20外相会合に出席するため南アフリカ共和国・ヨハネスブルグを訪問中の岩屋毅外務大臣は、テテ・アントニオ・アンゴラ共和国外務大臣( H.E. Mr. Téte António, Minister of External Relations of the Republic of Angola )との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、独立50周年という記念すべき年にAU議長国に就任した同国との間で、本年8月のTICAD9の共同議長国として連携していきたい旨述べました。これに対し、アントニオ外相は、独立以来の長年の友好関係に言及しつつ、この機会に二国間関係を一層強化したい旨述べました。
- 岩屋大臣から、近年の活発な要人往来や昨年7月に発効した投資協定に言及しつつ、本年開催の大阪・関西万博へのアンゴラの参加を通じて、二国間関係を一層強化したい旨述べました。これに対し、アントニオ外相から、日本からの投資の促進に対する期待が示されました。
- 岩屋大臣は、コンゴ民主共和国東部情勢に関し、当事者間の直接交渉が再開されることに期待を表明しました。また、両外相は、ウクライナ情勢、中東情勢、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革等の国際社会の諸課題に対し、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。