アンゴラ共和国
日・アンゴラ外相会談及びワーキング・ランチ
令和8年5月1日
茂木外務大臣とアントニオ外務大臣
日・アンゴラ外相会談
現地時間5月1日午前9時10分(日本時間1日午後5時10分)から50分間、茂木敏充外務大臣は、訪問先のアンゴラにおいて、テテ・アントニオ・アンゴラ外務大臣と外相会談を実施し、また午前12時50分(日本時間1日午後8時50分)から2時間、ジョゼ・マサーノ経済統括大臣及びテテ・アントニオ外務大臣とのワーキング・ランチを行いました。
1 外相会談
- アントニオ大臣は、茂木大臣の訪問に対し歓迎の意を表しつつ、外交関係樹立以来50年にわたる友好関係に言及した上で、経済関係等様々な分野で相互に利益をもたらしている二国間関係を一層発展させていきたい旨述べました。これに対し、茂木大臣から、アンゴラにおける先般の洪水被害につきお見舞いの言葉を述べ、TICAD 9における共同議長国としてのアンゴラの貢献に感謝の意を表しました。
- アントニオ大臣から、地雷除去、農業、保健等の分野やJICAの支援を通じた人材育成等の協力に感謝の意が表されました。また、2023年のロウレンソ大統領の訪日や昨年のTICAD 9でのハイレベルの要人往来、また昨年10月に完工したナミベ港等の案件を通じて、二国間関係が強化されており、両国関係の発展のために尽力したい旨述べました。
- また、アントニオ大臣から、日本による円借款「南部地域における送電系統増強計画」及び無償資金協力「地上デジタルテレビ放送網整備計画」等の支援に感謝するとともに、国際社会がアフリカ大陸に対して悲観的であった1990年代初頭に開始されたTICADはアフリカと域外国の協力の枠組みの中で最も早く生まれたものであり、日本がアフリカの可能性を最も早く理解していた証左であり、高く評価する旨発言がありました。
- これに対し、茂木大臣から、先方指摘のとおり、日本は早くからアフリカと協力関係を築いてきた旨、また地雷除去、保健、インフラ等の分野におけるこれまでのアンゴラに対する日本の支援を踏まえ、近年は民間企業同士の交流も活発になっている旨述べました。さらに、アンゴラが豊富に有する重要鉱物やエネルギー資源分野での経済関係を拡大していきたい意向を示し、両大臣は、レアアース分野での協力を継続するとともに、日本企業のアンゴラ産原油の取引への参画を後押ししていくことで一致しました。
2 ワーキング・ランチ
- 茂木大臣は、国際社会が厳しい状況に直面する中、日本とアフリカの絆はかつてなく重要であり、アンゴラと、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現に向けて共に取り組みたい旨述べるとともに、FOIPのビジョンの下での対アフリカ外交について説明しました。
- マサーノ大臣は、世界が不安定な情勢にある中で、今般の茂木大臣によるアンゴラ訪問は非常に重要であり、今後も日本との協力を継続したい旨述べました。また、アンゴラの内戦後の経済発展の歴史や、経済多角化に向けた取組について説明がありました。
- 茂木大臣は、両大臣と共に、現下の中東情勢や東アジア情勢を含めた地域情勢、アフリカの平和と安定に向けた協力、安保理改革等の国際社会の諸課題について意見交換を行い、今後も国際場裡における連携、協力を強化していくことで一致しました。

