モーリシャス共和国
茂木外務大臣によるモーリシャスにおける油流出被害状況の視察
令和2年12月13日
- モーリシャスを訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間12月13日午後3時(日本時間同日午後8時)、モーリシャス島南東部の「WAKASHIO」の座礁地点を望むポワント・デスニーから、「WAKASHIO」を視察しました。「WAKASHIO」の前部3分の2程度はその場からすでに撤去されており、船尾の3分の1が座礁した場所に残っていましたが、年明けの解体を待っている状況です。
- 続いて、北西約7キロメートルに位置する、クレオール川河口を訪問し、スディア・モドゥー・モーリシャス・ブルーエコノミー・海洋資源・漁業・海運大臣の説明を受けつつ、本年8月の油流出事故の被害及び復旧状況を視察しました。
- モドゥー大臣からは、クレオール川河口のマングローブ林は、事故直後には、油が漂着し、被害を受けていましたが、日本を含む各国の援助隊の活動や、モーリシャス政府、市民の取組もあり、現在では油の除去が相当のレベルまで進んでいる旨説明がありました。
- 実際、マングローブ林の油は、かなりの部分の除去が終わっていましたが、これから除去作業がさらに続くとのことでした。