ジブチ共和国
日・ジブチ外相会談
平成29年8月25日


本25日11時45分から約30分間,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のためマプト(モザンビーク)を訪問中の河野太郎外務大臣は,ムハマッド・アリ・ユスフ外務・国際協力大臣(Mahmoud Ali Youssouf, Minister for Foreign Affairs and International Cooperation)との間で日・ジブチ外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,河野大臣から,安倍総理がTICADVIの際に発表した「自由で開かれたインド太平洋戦略」の実現は,両国及び国際社会の繁栄にとりきわめて重要である旨述べました。
- ユスフ外務・国際協力大臣から,外務大臣への就任につき祝意表明がなされるとともに,1993年のTICADI以降TICADプロセスに継続的に関与しているとして,TICADプロセスへの高い評価が示されました。
- さらに,ユスフ外務・国際協力大臣からは,ジブチに海賊対処行動のための自衛隊の拠点を受け入れるなど,二国間関係は非常に良好である旨述べました。
- 河野大臣から,ジブチの海上保安能力の向上が,地域の平和と安定につながることを期待し,今後も協力を継続する旨述べました。
- この他,両外相は,安保理改革,海洋安全保障,北朝鮮問題を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。