チャド共和国
岸田外務大臣とマハマト・ヌール・チャド経済・開発計画大臣との懇談
平成28年8月26日


本26日11時から約10分間,第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)に参加するためにナイロビを訪問中の岸田文雄外務大臣は,TICAD VIの共同議長国であるチャドのマリアム・マハマト・ヌール経済・開発計画大臣(Mariam MAHAMAT NOUR, Minister of Economy and Development Planning of the Republic of Chad)と懇談したところ,概要は次のとおりです。
1 冒頭,岸田大臣から,AU議長国チャドの協力に対する感謝を表明しつつ,初めてのアフリカ開催となるTICADを協力して成功させたい旨述べました。これに対してマハマト・ヌール大臣も,この会議を成功に導きたいと応じ,協力を確認しました。
2 続けて,岸田大臣から,チャドの農業・畜産業の生産性向上を目的とした約3.5億円の農業関連機材の供与に係る無償資金協力の実施に向けて協力していきたい旨述べました。これに対し,マハマト・ヌール大臣から,このような支援も活用しつつ,チャドとして,石油のみに頼らず,農業・畜産業等も育成し産業の多角化に取り組んでいく考えである旨述べました。
3 岸田大臣からは,また,今月署名した,国連世界食糧計画(WFP)を通じた2億円の食糧援助が,チャドの更なる経済開発・貧困削減に寄与することを期待する旨述べました。これに対し,マハマト・ヌール大臣から,この食糧支援は国民を安心させるものであり,難民や国内避難民の問題もある中で支援はありがたい旨述べました。
1 冒頭,岸田大臣から,AU議長国チャドの協力に対する感謝を表明しつつ,初めてのアフリカ開催となるTICADを協力して成功させたい旨述べました。これに対してマハマト・ヌール大臣も,この会議を成功に導きたいと応じ,協力を確認しました。
2 続けて,岸田大臣から,チャドの農業・畜産業の生産性向上を目的とした約3.5億円の農業関連機材の供与に係る無償資金協力の実施に向けて協力していきたい旨述べました。これに対し,マハマト・ヌール大臣から,このような支援も活用しつつ,チャドとして,石油のみに頼らず,農業・畜産業等も育成し産業の多角化に取り組んでいく考えである旨述べました。
3 岸田大臣からは,また,今月署名した,国連世界食糧計画(WFP)を通じた2億円の食糧援助が,チャドの更なる経済開発・貧困削減に寄与することを期待する旨述べました。これに対し,マハマト・ヌール大臣から,この食糧支援は国民を安心させるものであり,難民や国内避難民の問題もある中で支援はありがたい旨述べました。