赤道ギニア共和国
林内閣官房長官とンゲマ・オビアン・マンゲ赤道ギニア共和国副大統領との会談
令和7年7月18日
7月18日、午後4時35分から約30分間、林芳正内閣官房長官は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデー行事に出席するため訪日中のテオドロ・ンゲマ・オビアン・マンゲ赤道ギニア共和国副大統領(国防・治安担当)(His Excellency Mr. Teodoro NGUEMA OBIANG MANGUE, Vice-President of the Republic of Equatorial Guinea, in charge of National Defense and National Security)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林官房長官から、ンゲマ・オビアン・マンゲ副大統領一行の訪日を歓迎するとともに、今回の訪日を通じ、経済・ビジネス分野を含む二国間関係が更に強化されることを期待する旨述べました。これに対し、ンゲマ・オビアン・マンゲ副大統領から、訪日を喜ばしく思う、両国の関係を幅広い分野で一層強化したい旨発言がありました。
- 林官房長官から、我が国はブルーエコノミーの推進を重視しており、その観点から、ギニア湾における違法漁業対策や海賊、薬物対策として、赤道ギニアの海上法執行能力の強化に協力している旨述べました。これに対し、ンゲマ・オビアン・マンゲ副大統領は、大阪・関西万博での歓迎や日本国民・企業の赤道ギニアへの関心への謝意を述べるとともに、今次訪問を通じ、日本企業による投資を含め、二国間関係を更に強化したい旨述べました。また、両者は、本年8月のTICAD 9の成功に向けて協力して行くことを確認しました。
- 両者は、地域・国際情勢についても意見交換を行い、緊密に連携していくことを確認しました。さらに、林官房長官は、拉致問題の即時解決について引き続きの理解と協力を求め、ンゲマ・オビアン・マンゲ副大統領から支持を得ました。