ギニア共和国

令和7年6月12日
バー・ギニア暫定政府首相と握手をする林官房長官 (写真提供:内閣広報室)
林官房長官とバー・ギニア暫定政府首相との会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 6月12日、午後3時5分から約25分間、林芳正内閣官房長官は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデー行事に出席するため訪日中のアマドゥ・ウリ・バー・ギニア共和国暫定政府首相(His Excellency Mr. Amadou Oury BAH, Prime Minister of the Transition Government of the Republic of Guinea)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林官房長官から、バー首相一行の訪日を歓迎するとともに、今回の訪日を通じ、経済・ビジネス分野を含む二国間関係が更に強化されることを期待する旨述べました。これに対し、バー首相から、訪日を喜ばしく思う、両国の関係を幅広い分野で一層強化したい旨発言がありました。
  2. 林官房長官から、我が国による人材育成、食料安全保障、インフラ整備への協力を通じたギニアの安定及び自立的発展に向けた貢献に言及しつつ、ギニアの民政移管プロセスが遅延なく進むことを期待している旨述べました。これに対し、バー首相は、日本の長年の協力への謝意とともに、日本からの投資拡大への期待を表明しました。また、バー首相から、民政移管に向けた取組について説明がありました。
  3. 両者は、地域・国際情勢についても意見交換を行い、緊密に連携していくことを確認しました。さらに、林官房長官は、拉致問題の即時解決について引き続きの理解と協力を求め、バー首相から理解を得ました。

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