ガボン共和国

令和4年9月26日
握手を交わす両首脳 (写真提供:内閣広報室)
日・ガボン首脳会談 (写真提供:内閣広報室)

 9月26日、午後1時50分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のローズ・クリスティアンヌ・オスカ・ラポンダ・ガボン共和国首相(H.E. Ms. Rose Christiane OSSOUKA RAPONDA, Prime Minister of the Gabonese Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、故安倍晋三国葬儀への参列に謝意を表しつつ、我々が引き継いだ外交的な遺産を更に発展させていきたい旨述べました。これに対して、オスカ・ラポンダ首相は、安倍元総理の逝去に対し、心から哀悼の意を表し、ボンゴ大統領からも改めて弔意をお伝えしたいと言付かっている旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、ガボンとは来年、国連安全保障理事会の非常任理事国として任期を共にすることから、平和と安全に関する諸課題への対応において二国間協力を更に深化させるとともに、同国の開発努力を引き続き後押ししていく旨述べました。これを受け、オスカ・ラポンダ首相からは、日本によるガボンに対する広範な支援への謝意とともに、更なる二国間関係の強化に向けた期待が表明されました。
  3. 双方は、ウクライナ情勢を含め国際情勢について意見交換を行い、全ての国が国際ルール・スタンダードを遵守するよう国際社会で協調して対応していくことが重要であることを確認しました。また、岸田総理大臣から、食料安全保障の強化の重要性について述べ、双方は、共に協力していくことを確認しました。さらに、双方は、TICAD8のフォローアップを通じて、両国関係を深めていくことで一致しました。

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