コンゴ民主共和国
日・コンゴ民主共和国首脳会談
令和7年8月21日

8月21日、午後2時50分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のジュディット・スミヌワ・トゥルカ・コンゴ民主共和国首相(H. E. Mrs. Judith SUMINWA Tuluka, Prime Minister of the Democratic Republic of the Congo)と日・コンゴ民主共和国首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、今年7月の万博ナショナルデーに続くスミヌワ首相の訪日を歓迎すると共に、両国間で存在する長年の協力関係を基盤とし、両国の互恵関係を発展させたい旨述べました。これに対し、スミヌワ首相は、日本の優れた技術に言及しつつ、二国間の協力を一層強化していきたい旨述べました。
- 続いて、石破総理大臣から、投資協定を視野に入れた予備協議を行うことを提案しました。また、石破総理大臣から、コンゴ民主共和国東部地域の安定はアフリカ全体の安定と発展にとっても重要であり、コンゴ民主共和国とルワンダ共和国との和平合意が確実に履行され、地域全体の平和と安定、経済発展につながることを期待する旨述べました。これに対し、スミヌワ首相から、これまでの日本の支援に謝意が表明されるとともに、更なる支援への期待が表明されました。
- 両首脳は、国連安保理の場を始め、国際場裡でも緊密に連携して対応していくことを確認しました。