コートジボワール共和国

令和6年4月29日
ウワタラ大統領と握手しながら記念撮影をする上川外務大臣
上川外務大臣によるウワタラ・コートジボワール共和国大統領への表敬の様子

 現地時間4月29日午後0時過ぎ(日本時間同日午後9時過ぎ)から約45分間、コートジボワールを訪問中の上川陽子外務大臣は、アラサン・ウワタラ・コートジボワール共和国大統領(H.E. Mr. Alassane Ouattara, President of the Republic of Côte d’Ivoire)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、表敬の機会に感謝するとともに、先般の能登半島地震の際にウワタラ大統領からお見舞いの言葉を頂いたことに謝意を表明しました。また、上川大臣から、コートジボワールが、本年、成功裏にホストしたアフリカ・ネイションズ・カップで優勝したことに祝意を伝達しました。
  2. 両者は、2014年に当時の安倍総理大臣が、現職総理として初めて仏語圏西アフリカを訪問した際にコートジボワールを訪れたことを振り返りつつ、当時日本が約束した立体交差点の建設やアビジャン港の整備が着実に進展し、進出日系企業数の増加や、この10年間で二国間の友好関係が様々な分野で深化していることを確認しました。
  3. また、上川大臣から、今後も企業が進出しやすい環境づくりのための協力を強化したいと述べました。その一環として、両者は、日アフリカ官民経済フォーラムを共催することを歓迎しました。
  4. 両者は、サヘル地域の不安定性が長期化する中、コートジボワールの政治的・経済的安定性の維持のために、女性・平和・安全保障(WPS)、法の支配、民主主義といった共通の価値を共に推進していくことを確認しました。また、両者は、アフリカや地域情勢について議論し、今後更に協力を進めることを確認しました。

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