コートジボワール共和国

平成28年8月26日
ウワタラ・コートジボワール大統領と握手する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
日・コートジボワール首脳会談
(写真提供:内閣広報室)

 本8月26日12時08分から約20分間(現地時間。日本時間18時08分)、第6回アフリカ開発会議(TICADVI)出席のためケニア・ナイロビを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は、アラサン・ドラマネ・ウワタラ・コートジボワール共和国大統領(S.E.M. Alassane Dramane Ouattara, President of the Republic of Côte d’Ivoire)との間で日・コートジボワール首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、安倍総理から、ウワタラ大統領のTICADVI出席を心から歓迎するとともに、初めてのアフリカ開催となるTICADを協力して成功させたい旨述べました。これに対してウワタラ大統領から、TICADVIのアフリカ開催は歴史的・象徴的なことであり、光栄である、TICADを通じた日本のアフリカへの熱意に感謝する旨述べました。
  2. 続けて、両首脳は、コートジボワールへの更なる日本企業進出を促すため、二国間投資協定の交渉開始を宣言し、早期妥結へ向けて協力することとしました。
  3. さらに、安倍総理から、水揚げ場整備に係る無償資金協力を実施するとともに、アビジャン港穀物バース建設支援のための円借款(供与限度額108.69億円)を供与する方針を表明しました。これに対し、ウワタラ大統領から、日本の支援は、コートジボワールの人々に希望を与えるものであるとして、謝意が表明されました。
  4. この他、両首脳は、アフリカの開発や安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。

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