アジア

令和7年3月21日
中韓外相による表敬を受けた石破総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
ソファーに座り懇談する中韓外相と石破総理大臣の様子 (写真提供:内閣広報室)

 3月21日、午後6時10分から約25分間、石破茂内閣総理大臣は、日中韓外相会議に出席するため訪日中の王毅(おう・き)中国外交部長及び趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官の表敬を受けました。この表敬には岩屋毅外務大臣も同席しました。

  1. 石破総理大臣から、両外相の訪日を歓迎する旨述べた後、中韓のいずれも、我が国にとって極めて重要な隣国である、時に隣国ゆえの難しい問題も発生するが、国益に基づく現実的な外交により、諸懸案を含め対話し、未来志向の協力関係を築いていきたい旨を述べました。また、日中韓は地域の平和と繁栄に大きな影響力と責任を有しており、3か国で共通課題に取り組み、未来志向の協力を進めることは、各国国民に裨益するのみならず、世界に向けた貢献にもなる旨述べました。
  2. 石破総理大臣から、日中韓外相会議で有意義な議論が行われることを期待する、日中韓サミットの際に中韓両国から首脳をお迎えできることを楽しみにしている旨述べました。
  3. また、この機会に石破総理大臣から、拉致問題の即時解決について両国の引き続きの理解と協力を改めて求めました。
  4. なお、この表敬後、石破総理大臣は、趙長官、王部長による個別の表敬を短時間受け、それぞれの二国間関係について意見を交わしました。

アジアへ戻る