ASEAN(東南アジア諸国連合)

令和5年12月17日
参加学生の方を向いて立ち、拍手を行う、首脳配偶者の様子
首脳配偶者と参加学生らによる集合写真

 12月17日、岸田裕子内閣総理大臣夫人は、都内において日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議パートナーズ・プログラムを主催しました。このプログラムには、以下5名の首脳配偶者が参加しました。

  1. ルイーズ・アラネタ・マルコス・フィリピン共和国大統領夫人
  2. ホー・チン・シンガポール共和国首相夫人
  3. ワン・アジザ・マレーシア首相夫人
  4. ワンダラー・シーパンドン・ラオス人民民主共和国首相夫人
  5. ペイッ・チャンモニー・カンボジア王国首相夫人
演台に立ち、スピーチを行う、岸田総理夫人の様子
円卓を囲み、懇談する、首脳配偶者と参加学生の様子
  1. 「JENESYS2023日本・ASEAN学生会議」の参加学生との懇談
     日本ASEAN友好協力50周年記念認定事業として実施された学生会議において、岸田総理夫人は、ASEAN10か国、東ティモール及び日本の大学生等約130名との懇談を行いました。
    1. 冒頭、日本とASEANの代表学生の挨拶に続き、岸田総理夫人は挨拶を行い、「日本ASEAN友好協力50周年という記念すべき年に、ASEAN、東ティモール、日本の将来を担う学生と直接交流を持つ機会を得たことは喜ばしい、大いに議論し、友好を深めていただきたい」、と述べました。また、50周年を機に、日本とこの地域の若者の交流がますます活発に行われることを祈願し、学生たちを激励しました。
    2. 各国首脳配偶者は、自国の学生と懇談し、日本文化体験などについて熱心に耳を傾けました。学生たちは、首脳配偶者との貴重な出会いを喜び、楽しいひと時を過ごしました。
昼食会の際にテーブルに着き、写真撮影に応じる、首脳配偶者の様子
  1. 岸田総理夫人主催昼食会
     昼食会において、岸田総理夫人から、首脳配偶者一行に対して改めて歓迎の辞を述べるとともに、旬の食材を取り入れた日本の季節を感じられる精進料理を、器や盛り付けとあわせてお楽しみいただきたい旨述べました。今次昼食会は、和食の幅広い魅力を世界に発信する大変有意義な機会となりました。
    1. 開催日時:12月17日(日曜日)正午から午後2時
    2. 会場:精進料理 醍醐
    3. 料理人:野村祐介(精進料理 醍醐)
    4. メニュー及び提供された飲料
畳に座り、茶筅振りを体験する、首脳配偶者の様子
  1. 昼食後、株式会社伊藤園の協力により、茶の湯の文化を紹介し、茶筅振りを体験していただき、それぞれが点てた薄茶を味わいました。昼食会及び文化体験は、日本文化への理解を深めていただくともに、参加した配偶者同士の親睦を深める機会となりました。
(参考2)対日理解促進交流プログラムJENESYS

 日本とアジア大洋州の各国・地域との間で、将来を担う人材を招へい、派遣、オンライン交流し、(1)日本の政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に関する理解の促進・支持の拡大を図り、また、(2)参加者からのプログラム経験を活かした日本との友好・協力活動の推進及び日本の施策・魅力などに関する対外発信の強化を通じ、我が国の外交基盤を拡充することを目的とする事業。「JENESYS2023 日本・ASEAN学生会議」はこの事業の一環として実施。

(参考3)料理人 野村祐介(精進料理 醍醐)

 1950年創業「精進料理醍醐」の4代目店主。バーテンダーやソムリエ、フレンチでの経験を積み、32歳で料理長就任以来、10年連続ミシュラン2つ星を獲得した。昔ながらの伝統を重んじつつも、時代の変化に合わせて新たなメニューを開発するなど、「変化や挑戦すること」に対しても大切に取り組んでいる。また、「食」を通した幅広い環境問題への取組も積極的に行っている。


ASEAN(東南アジア諸国連合)へ戻る