アジア
第2回日中韓三国防災机上演習(概要)
平成26年3月7日


3月6日、外務省において、第2回日中韓三国防災机上演習が行われ,岸田文雄外務大臣が挨拶を行ったところ,概要以下のとおりです。
1.演習会場において岸田大臣から,日中韓三か国で大局的見地から未来志向の協力を進めていくことは,この地域及び国際社会にとって非常に重要であり,今回の演習のように日中韓三か国の防災関係部署が一同に会し,机上演習を行うことは大変有意義である旨挨拶しました。
2.机上演習には,日本から外務省及び内閣府,中国から外交部及び民政部,韓国から外交部及び消防防災庁の実務者が参加し,大規模な自然災害に備え,日中韓三か国それぞれの人道支援及び防災メカニズムについて議論し,相互理解を向上しました。
3.さらに,国際連合人道問題調整部(UNOCHA)や国際協力機構(JICA)などの専門家も参加し,国際的・国内的視点から発表を行いました。
(参考)日中韓三か国による防災机上演習は,東日本大震災後,平成23年5月に開催された日中韓サミットにて,日中韓三首脳が推進に合意したことを受け開催するもので,第1回日中韓三国防災机上演習は,平成25年3月に韓国・ソウルにて開催されています。