バヌアツ共和国

令和6年2月11日
(写真)上川外務大臣とブラウン・バヌアツ外相特使(駐フィジー高等弁務官)
上川外務大臣とブラウン・バヌアツ外相特使(駐フィジー高等弁務官)の会談の様子

 現地時間2月11日午後5時45分(日本時間同日午後2時45分)から短時間、太平洋・島サミット(PALM)第5回中間閣僚会合出席のため、フィジー共和国のスバを訪問中の上川陽子外務大臣は、ヴィランリア・ブラウン・バヌアツ共和国外相特使(駐フィジー高等弁務官)(H.E. Viranria Brown, Special Envoy of Minister of Foreign Affairs, International Cooperation and External Trade of the Republic of Vanuatu (High Commissioner of the Republic of Vanuatu for Fiji) )の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、太平洋で結ばれた友人であり、基本的な価値を共有する重要なパートナーであるバヌアツとの友好関係を強化していきたい旨述べました。また、上川大臣から、バヌアツが重視する気候変動の危機感を共有する、「2050年戦略」に沿って協力したい旨述べました。
  2. また、ALPS処理水の海洋放出に関し、上川大臣から、昨年12月に福島を訪れ、海洋放出の安全性を自らの目で確認したことに触れつつ、IAEAの継続的な関与の下で実施される一連のモニタリングを通じ、安全性が明確に示されている旨を説明しました。
  3. 両者は、本年開催予定のPALM10に向け、緊密に連携していくことで一致しました。

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