バヌアツ共和国

平成27年5月23日
ナトゥマン・バヌアツ首相と握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
日・バヌアツ首脳会談
(写真提供:内閣広報室)

 本23日,午後4時07分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第7回太平洋・島サミット(PALM7)出席のため福島滞在中のジョー・ナトゥマン・バヌアツ共和国首相(Hon. Joe NATUMAN, Prime Minister of the Republic of Vanuatu)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1  安倍総理大臣から,力強く復興するいわき市において,太平洋島しょ国との新たなパートナーシップの幕開けにふさわしいサミットを開催できたことへの謝意を示しました。また,3月のサイクロン・パムの被害にお見舞いを表明するとともに,日本として引き続きバヌアツの復興を後押しする考えを伝えました。

2  これに対し,ナトゥマン首相から,成功に終わったPALM7への高い評価が示されるとともに,サイクロン・パムへの日本政府,国会議員及び国民からの多大な支援に対し謝意が表明されました。

3  また,安倍総理大臣は,5月20日に署名式を実施したサイクロン被害からの復旧・復興のための無償資金協力(2億円)に加え,埠頭整備のため約46億円の円借款の供与を行う考えを表明し,日本は災害からの復旧・復興とともに,バヌアツの持続的な経済社会発展を引き続き積極的に支援していきたい旨述べました。これに対し,ナトゥマン首相から日本からの支援に対する謝意が表明されました。

4  さらに,両首脳は,緑の気候基金(GCF)の活用を含む気候変動での取組,国連安保理改革等の国際社会における課題及び協力について意見交換を行いました。


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