ソロモン諸島

平成27年5月23日
エテ・ソロモン諸島副首相と
握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本23日,午後4時54分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第7回太平洋・島サミット(PALM7)出席のため福島県いわき市滞在中のダグラス・エテ・ソロモン諸島副首相(Hon. Douglas ETE, Deputy Prime Minister of Solomon Islands)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1  安倍総理大臣から,エテ副首相の来日を歓迎するとともに,力強く復興するいわき市において,太平洋島しょ国との新たなパートナーシップの幕開けにふさわしいサミットを開催できたことへの謝意を示しました。また,在ソロモン諸島日本大使館の開設を正式に決定した旨伝え,更なる関係強化を目指したいと述べました。

2  これに対し,エテ副首相から,日本とソロモンの長きにわたる友好関係に触れつつ,両国関係を一層強化していきたいと応答しました。また,成功に終わったPALM7への高い評価が示されました。

3  また,安倍総理大臣から,道路・橋梁整備のため約32億円の資金協力を行う考えを表明し,ソロモン諸島の持続可能な開発を引き続き力強く支援していく旨述べました。これに対し,エテ副首相から謝意が表明されるとともに,日本からの支援を活用してソロモン諸島の一層の発展に取り組んでいきたいとの決意が示されました。

4  さらに,両首脳は,日本が主導する世界津波の日の国連への提案について協力することで一致し,気候変動,漁業,国連安保理改革等の国際社会における課題及び協力について意見交換を行いました。


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