大洋州

平成27年12月2日

1 プログラム概要

11月23日から12月1日まで,外務省の戦略的実務者招へいプログラムの一環として,太平洋島しょ国から,14名の若手行政官等が来日しました。太平洋島しょ国は豊かな観光資源に恵まれており,観光が大きな潜在力を有する一方,地理的遠隔性や経済的脆弱性といった観光業の振興における課題を多く抱えています。そこで,今年の本プログラムは「観光」をテーマとして掲げ,関係省庁及び関連機関等を訪問し,意見交換を行いました。また,一行は,太平洋島しょ国と類似の地理的特徴を持ち,観光に熱心に取り組む沖縄県を訪問し,同県のさまざまな取組について理解を深めました。
なお,当省では,太平洋島しょ国との関係を強化する観点から,毎年本招へいプログラムを実施し,若手行政官等との交流を図っています。

2 参加者

観光に携わる若手行政官等14名(キリバス,クック諸島,サモア,ソロモン諸島,ツバル,トンガ,ニウエ,バヌアツ,パプアニューギニア,パラオ,フィジー,マーシャル諸島,ミクロネシア連邦)

3 滞在日程

  1. 一行は,外務省,観光庁,太平洋諸島センター等の関係省庁及び関係機関から日本の観光業の現状や取組について学び,意見交換を行いました。また,秋篠宮殿下及び眞子内親王殿下に御接見の機会を賜りました。
  2. 一行は,26日から28日まで沖縄県を訪問し,沖縄県庁で同県の観光分野での取組について意見交換を行ったほか,歴史的建造物の見学やエコツーリズム体験を通じて,さまざまな取組への理解を深めました。

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