大洋州

平成27年3月15日
本15日、安倍晋三内閣総理大臣は、第3回国連防災世界会議出席のために仙台に滞在中のエマニュエル・モリ・ミクロネシア連邦大統領(H.E. Mr. Emanuel Mori、 President of the Federated States of Micronesia)及びアノテ・トン・キリバス共和国大統領(H.E. Anote Tong、President of the Republic of Kiribati)とそれぞれ首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 モリ・ミクロネシア連邦大統領(午前11時40分から午前11時55分)

写真提供:内閣広報室
  1. 安倍総理大臣から、5月に退任予定であるモリ大統領に対し、在任中の貢献に心からの敬意を表するとともに、退任後も両国関係の発展に尽力いただきたい旨述べました。これに対し、モリ大統領から、謝意が表明されるとともに、第3回国連防災世界会議の成功に祝意を表したい旨の発言がありました。
  2. 両首脳は、本年5月の第7回太平洋・島サミットの成功に向け、両国間の協力を一層強化することで一致しました。
  3. また、安倍総理大臣から、遺骨収容帰還事業へのモリ大統領の理解・協力に感謝を述べつつ、引き続きの協力を確認しました。

2 トン・キリバス大統領(午後1時15分から午後1時30分)

写真提供:内閣広報室
  1. 安倍総理大臣から、来日に対する歓迎の意が表されました。これに対し、トン大統領から謝意の表明がありました。
  2. 安倍総理大臣から、本年5月の第7回太平洋・島サミットでは、日本と太平洋島嶼国とのパートナーシップを更なる高みに引き上げる良い機会である旨述べ、同サミットの成功に向けたトン大統領の協力を要請しました。これに対し、トン大統領は、これまでの日本からの寛大な支援に謝意を表明するとともに、同サミットで有意義な成果を納めるため、協力していきたいと述べました。
  3. また、トン大統領から、テロとの戦いへの日本の貢献に敬意を表したい旨発言がありました。

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