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日米豪首脳会談
平成26年11月16日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
11月16日(日曜日)午前8時45分(日本時間同7時45分)からまで約1時間,G20ブリスベンサミット出席のためオーストラリアを訪問中の安倍内閣総理大臣は,トニー・アボット・オーストラリア首相(The Hon Tony Abbott, Prime Minister of Australia)とバラック・オバマ米大統領(The Honorable Barack H. Obama, President of the United States of America)との間で日米豪首脳会談を行い、会談後に3か国の共同メディアリリースが発表されました。日米豪首脳会談は,2007年9月のAPECシドニー首脳会議の際に安倍総理大臣,ジョージ・W・ブッシュ米大統領,ジョン・ハワード豪首相の間で実施されて以来,7年ぶりとなります。この首脳会談の概要は以下のとおりです。
1 3首脳は,今回の会談で,民主主義,法の支配,紛争の平和的解決等の共有された価値を基盤とし,アジア太平洋地域に平和で,安定かつ繁栄した未来を確保するため,3か国のパートナーシップをより深化させることを確認しました。
2 具体的には,ISIL,エボラ出血熱,ウクライナ情勢,北朝鮮, 公海における航行や上空飛行の自由,そして海洋をめぐる紛争の平和的解決の確保といった喫緊の諸問題に取り組んでいくことを確認しました。
3 また,3か国で,共同訓練,海上安全保障,平和維持,人道支援・災害救援,防衛装備品・技術等の分野において協力を進め,国際的な懸念に対処するとともに,地域の安定を促進する決意が示されました。
4 さらに3首脳は,自由貿易等を促進するための協力などを通じて,アジア太平洋地域における持続可能で力強い成長と繁栄を促進することを確認しました。
- 共同メディアリリース(仮訳)(PDF)(65KB)
- 共同メディアリリース(英文)(PDF)(62KB)