マーシャル諸島共和国
日・マーシャル首脳会談
平成30年5月18日

握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本18日,午後4時15分から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第8回太平洋・島サミット(PALM8)出席のため福島県いわき市滞在中のヒルダ・C・ハイネ・マーシャル諸島共和国大統領(H.E.Dr. Hilda C. Heine, President of the Republic of the Marshall Islands)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 安倍総理大臣から,本年は日マーシャル外交関係開設30周年であり,両国関係を一層緊密化していきたい旨述べるとともに,PALM8では海洋安全保障や気候変動,防災等の地域が抱える課題について議論したい旨発言しました。また,海洋環境保全の促進のため2億円の無償資金協力を行う考えを表明しました。
- これに対し,ハイネ大統領から,長年にわたる日本の支援に対して感謝の意が表され,双方はPALM8の成功に向けて協力していくことで一致しました。
- 安倍総理大臣から,「自由で開かれたインド太平洋戦略」の下,マーシャルと連携・協力していきたい旨述べ,双方は同戦略の下,連携していくことで一致しました。
- この他,安倍総理大臣から,日本漁船の安定的な操業への配慮,遺骨収集事業における協力を要請しました。両首脳は,捕鯨等の国際社会における課題及び協力や北朝鮮を含む地域情勢について意見交換を行いました。