キリバス共和国

平成27年5月22日
トン・キリバス大統領と握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
日・キリバス首脳会談
(写真提供:内閣広報室)

 本22日,午後3時17分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第7回太平洋・島サミット(PALM7)出席のため福島県いわき市滞在中のアノテ・トン・キリバス共和国大統領(H.E.Anote TONG,President of the republic of Kribati)と首脳会談を行ったところ,概要は以下の通りです。

1  安倍総理大臣から,今年3月の第3回国連防災世界会議に続く訪日を歓迎すると述べるとともに,東日本大震災の際の支援への謝意を改めて表明しました。また,被災地でのPALM7を共に成功させ,日本と太平洋島しょ国の新たなパートナーシップを築きたい旨述べました。

2  これに対し,トン大統領から,安倍総理大臣との再会をうれしく思うとともに,サイクロン・パムの被害に際し,日本から示された友情に感謝の意を述べました。また,日本が二国間ODAやPEC基金等を通じてキリバスに多大な貢献をしてきたことに対する謝意及び漁業や気候変動分野で一層強力を進めたいとの意思が示されました。

3  また,安倍総理大臣から,コーズウェイ改修への支援を検討する旨伝え,トン大統領から謝意が表明されました。

4  さらに安倍総理大臣から,世界津波の日の国連への提案について協力を求めたところ,トン大統領から支持が表明されました。両首脳は,気候変動,漁業分野,国連安保理改革等の課題及び協力について意見交換を行いました。


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