オーストラリア連邦
日豪外相会談
令和7年1月19日


現地時間1月19日午後2時55分(日本時間20日午前4時55分)から約45分間、米国大統領就任式出席のため米国・ワシントンD.C.を訪問中の岩屋毅外務大臣は、ペニー・ウォン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon. Penny Wong, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と日豪外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣は、日豪が、米国や他の同志国と手を携え、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて先導的役割を果たしていくことが重要である旨述べました。ウォン外相は、インド太平洋の戦略環境が厳しさを増す中、幅広い分野で日豪関係を一層強固にしていきたい旨述べました。
- 両大臣は、インド太平洋地域の諸課題について意見交換を行うとともに、地域の厳しい安全保障環境を踏まえ、日米豪印の取組を含め、共通の同盟国である米国や他の同志国との重層的な協力を推進していくことで一致しました。
- 日豪間の安全保障協力について、両大臣は、サイバー分野や経済安全保障分野を含め、昨年9月の日豪「2+2」で一致したコミットメントを着実に実行に移していくことを確認しました。また、両大臣は、経済分野での連携・対話や人的交流を強化していくことでも一致しました。
- 両大臣は、来年の日豪友好協力基本条約署名50周年も視野に、共に日豪の「特別な戦略的パートナーシップ」の更なる深化に取り組むことを確認しました。