オーストラリア連邦

令和7年10月30日
ウォン大臣と握手する茂木大臣
日豪外相会談の様子

 現地時間10月30日午後4時(日本時間同日同時刻)から約25分間、APEC閣僚会議に出席するため韓国・慶州を訪問中の茂木敏充外務大臣は、ペニー・ウォン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon. Penny Wong, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と日豪外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ウォン大臣から茂木大臣に対して、外務大臣就任への祝意が述べられました。これに対して、茂木大臣から、謝意を伝えつつ、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて取り組む上でも日豪は同志国連携の中核であり、ウォン大臣と緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. 両大臣は、現下の厳しい戦略環境についての認識を共有し、日米豪、日米豪印、日豪NZ韓といった枠組みを通じて、米国や他の同志国との重層的な協力を一層推進していくことで一致しました。
  3. また、両大臣は、昨今の重要鉱物をめぐる輸出管理措置がサプライチェーンに与える影響への懸念を共有し、重要鉱物のサプライチェーンを含む経済安全保障分野において、日豪間で具体的な協力を更に進めていくことで一致しました。
  4. 最後に、来年の日豪友好協力基本条約署名50周年を見据え、安全保障、経済、経済安全保障、人的交流といった幅広い分野において両国の具体的な協力を更に強化していくことで一致しました。

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