オーストラリア連邦
日豪首脳会談
令和7年10月26日
(写真提供:内閣広報室)
現地時間10月26日午後6時15分(日本時間同日午後7時15分)から約20分間、ASEAN関連首脳会議に出席するためにマレーシアを訪問中の高市早苗内閣総理大臣は、アンソニー・アルバニージー・オーストラリア連邦首相(The Hon. Anthony Albanese, MP, Prime Minister of the Commonwealth of Australia)と日豪首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、アルバニージー首相から、総理大臣就任についての祝意が述べられたのに対し、高市総理大臣から、謝意を伝えつつ、これから日豪の戦略的協力関係を強化していきたい、日豪は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現のために主導的役割を果たす意思と能力を有する同志国である旨述べました。
- 両首脳は、東アジア情勢も含め、インド太平洋地域の安全保障環境や戦略課題について意見交換を行い、連携を強化していくことで一致しました。
- また、両首脳は、昨今の重要鉱物を巡る輸出管理措置がサプライチェーンに与える影響への懸念を共有し、重要鉱物のサプライチェーンを含む経済安全保障分野において、日豪間で具体的な協力を進めていくことで一致しました。
- さらに、両首脳は、日米豪、日米豪印、日豪NZ韓といった枠組みを通じ、米国や他の同志国との重層的な協力を推進することを確認しました。また、来年の日豪友好協力基本条約署名50周年を見据え、両国の「特別な戦略的パートナーシップ」を更なる高みに引き上げるべく、安全保障、経済、人的交流をはじめとする幅広い分野において両国の協力を一層強化していくことで一致しました。

