オーストラリア連邦

令和6年10月11日
握手する石破総理大臣とアルバニージー豪州首相 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間10月11日午後2時5分(日本時間10月11日午後4時5分)から約30分間、ASEAN関連首脳会議に出席するためラオス人民民主共和国を訪問中の石破茂内閣総理大臣は、アンソニー・アルバニージー・オーストラリア連邦首相(The Hon. Anthony Albanese, MP, Prime Minister of the Commonwealth of Australia)と日豪首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、日豪間の「特別な戦略的パートナーシップ」の下、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、共に取り組んでいきたい旨述べました。
  2. 両首脳は、2022年の「安全保障協力に関する日豪共同宣言」で示された方向性の下、安全保障分野で日豪の相互運用性を向上させ、共同の抑止力を強化していくことを確認しました。また、サイバーや経済安全保障分野でも対話と協力を強化することで一致しました。
  3. 両首脳は、エネルギー安全保障分野や脱炭素化に向けた取組、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)を含む経済分野での協力を一層強化していくことを確認しました。
  4. 両首脳は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢について意見交換を行い、こうした課題への対応における日豪間の協議と協力を更に強化していくことで一致しました。

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