オーストラリア連邦

平成27年11月24日

 11月20日から23日まで,岸田文雄外務大臣は,第6回日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」閣僚級会合)出席のため,豪州シドニーを訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 11月21日

1 岸田外務大臣は,シドニー到着後,日本企業関係者との昼食会を行い,豪州に進出している日本企業の現状やニーズなどについての意見交換を行いました。

シノディノス官房長官との会談
シノディノス官房長官との会談

2 岸田外務大臣は,現地時間午後3時(日本時間同日午後1時)から約30分間,アーサー・シノディノス官房長官(Senator the Hon Arthur Sinodinos AO, Cabinet Secretary)と会談を行いました。

夕食会

3 岸田外務大臣は,午後6時30分から約2時間,ジュリー・ビショップ外務大臣(The Hon Julie Bishop MP, Minister for Foreign Affairs)と夕食を囲んでの会談を行いました。
 会談後,軍縮・不拡散に関する日豪共同文書骨子(PDF) / 仮訳(PDF) / 英語(PDF))を発表しました。

2 11月22日

(1)クッタバル豪海軍基地を訪問

クッタバル豪海軍基地を訪問
クッタバル豪海軍基地内を視察

 「2+2」協議に先立ち,岸田外務大臣及び中谷防衛大臣は,午前8時30分から約45分間,豪州ビショップ外務大臣及びマリズ・ペイン国防大臣(Senator the Hon Marise Payne, Minister for Defence)とともに,シドニーのクッタバル(Kuttabul)豪海軍基地を訪問し,同基地内を視察しました。また,1942年の旧日本海軍の特殊潜航艇の攻撃により亡くなった19名の豪州軍人及び2名の英国軍人を慰霊するクッタバル慰霊碑と,亡くなった6名の旧日本軍軍人を慰霊する碑がある海軍歴史遺産センター内の「松尾艇」の2カ所それぞれにおいて,献花・黙祷を行いました。その後,豪州のキャンベラ級強襲揚陸艦視察を行いました。

クッタバル慰霊碑での献花
海軍歴史遺産センター内の「松尾艇」での献花

(2)第6回日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」閣僚級会合)

日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)
共同記者会見

 日本側から岸田外務大臣及び中谷防衛大臣が,オーストラリア側からビショップ外務大臣及びペイン国防大臣が出席しました。協議は,10時40分から12時00分まで行われ,ワーキング・ランチを挟んで,14時20分から共同記者会見が行われました。
 会合後に共同プレス声明仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)が公表されました。<./P>

(3)日豪外相会談

日豪外相会談
日豪外相会談

 岸田外務大臣は,午後15時50分から約40分間,ビショップ外務大臣と日豪外相会談を行いました。


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