オーストラリア連邦
日豪外相会談
令和元年9月24日
9月24日(火曜日)午後5時(現地時間,日本時間25日(水曜日)午前6時)から約25分間,国連総会出席のためニューヨークを訪問中の茂木敏充外務大臣は,マリズ・ペイン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator The Hon Marise Payne, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,茂木大臣から,初めてお目にかかることができて光栄,日豪の「特別な戦略的パートナーシップ」の更なる深化のため,緊密に協力していきたい旨述べました。これに対して,ペイン大臣から,茂木大臣の就任に祝意を表する,安全保障・経済分野における日豪協力は重要性を増しており,しっかりと連携していきたい旨述べました。
- 両外務大臣は,北朝鮮問題について意見交換し,北朝鮮の完全な非核化に向けて,「瀬取り」対策を含め,安保理決議の完全な履行に関し,引き続き日豪で緊密に連携していくことを確認しました。また,茂木大臣から拉致問題の早期解決に向けた引き続きの理解と協力を求めたのに対し,ペイン大臣から支持が示されました。
- 両外務大臣は,二国間関係,「自由で開かれたインド太平洋」のための連携,太平洋島嶼国地域,南シナ海情勢等についても意見交換を行いました。