オーストラリア連邦

平成27年11月16日
写真提供:内閣広報室
写真提供:内閣広報室
11月14日、G20サミット出席のためアンタルヤ(トルコ)を訪問中の安倍総理大臣は、午後6時25分から約35分間、マルコム・ターンブル・オーストラリア連邦首相と日豪首脳会談を行いました。また,続いて,同首相との間で,少人数のみによる会談を約15分間行いました。概要は以下のとおりです(同席者:日本側から世耕内閣官房副長官,長谷川総理大臣補佐官他,豪州側からコーマン予算大臣、ヴァーギーズ外務貿易省次官他)。

1 冒頭

(1)安倍総理より、日豪関係を重視していること、両国は基本的価値と戦略的利益を共有する特別なパートナーであり,政治,安保,経済,文化・人的交流等幅広い分野に亘り築いてきた「特別な関係」を,ターンブル首相と共に更に深め、一層発展させていきたい旨述べました。これを受けて,ターンブル首相からも,価値観の共有、共通の利益に基づき、最近の良好な経済関係も含む豪日関係はアジア太平洋地域の安全と安定に極めて重要である、と述べました。

(2)また両首脳は、会談前日の13日にパリで発生したテロ行為を非難し、フランスを含む国際社会と団結してテロ対策に取り組んでいく考えを確認しました。

(3)豪州の潜水艦計画への日本の協力や両国の関心事項について、意見交換を行いました。

2 地域協力・国際情勢

次の事項について、意見交換を行いました。
  1. 日豪米,日豪印等の協力
  2. 東シナ海,南シナ海情勢
  3. 中国及び中国との関係

3 少人数会談

少人数会合では、両首相間で率直に対話を行い、大局的な観点から良好な日豪関係を維持すべく手を携えていくことを確認しました。

オーストラリア連邦へ戻る