国・地域

令和5年11月14日
会合を前に、記念撮影を行う上川大臣、ブリンケン国務長官、パク・チン外交部長官
日米韓外相会合が行われている様子
日米韓外相会合に参加している上川外務大臣の様子

 現地時間11月14日(火)午前11時45分頃(日本時間15日(水)午前4時45分頃)から約45分間、APECリーダーズウィーク出席のため米国(サンフランシスコ)を訪問中の上川陽子外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)及び朴振韓国外交部長官(H.E. Park Jin, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、日米韓外相会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、三者は、昨今の日米韓連携の進展を歓迎しつつ、8月に米国キャンプ・デービッドで行われた日米韓首脳会合において一致した協力案件の進捗を確認し、引き続き日米韓協力のモーメンタムを維持することで一致しました。
  2. 三者は、北朝鮮が核・ミサイル活動を活発化させる中、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力・対処力の強化、安保理における対応や同志国との協力を含む国際連携等について、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。また、上川大臣から、拉致問題について、両長官から一貫した支持を得ていることに謝意を表明しました。
  3. さらに、三者は、日米韓協力の戦略的重要性を踏まえ、イスラエル・パレスチナ情勢、力による一方的な現状変更の試み、ロシアによるウクライナ侵略への対応を含む地域情勢や経済安全保障分野における協力等について意見交換を行いました。
  4. 三者は、今後とも、日米韓の連携を重層的かつ安定的に進めていくことで一致しました。

国・地域へ戻る