大韓民国

令和6年7月26日
握手をする日韓両国外相
会談する日韓両国外相

 現地時間7月26日午後2時25分(日本時間同日午後4時25分)から約45分間、ASEAN関連外相会合出席のためラオス人民民主共和国のビエンチャンを訪問中の上川陽子外務大臣は、趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官と日韓外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、2月の会談、その後の2度の電話会談を経て、今回再びお目にかかれたことを嬉しく思う旨述べました。
  2. 両外相は、日韓国交正常化60周年を迎える明年(2025年)に向け、日韓の協力を、両国国民に利益をもたらす形で、より堅固で幅広いものとすべく、外交当局間でも緊密に連携して取り組んでいくことで一致しました。また、両外相は、二国間関係上の関心事項等について議論を交わし、今後も様々な機会を通じて緊密に意思疎通をしていくこととしました。
  3. 両外相は、最近の地域・国際情勢について議論し、国際社会が歴史の転換点にある中、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化し、諸課題に効果的に対処するためにも、日韓の連携が一層重要であることを確認しました。両外相は、 現下の北朝鮮情勢についても意見交換を行い、引き続き、日韓・日韓米で緊密に連携して対応していくことで一致しました。また、拉致問題についても緊密な連携を改めて確認しました。

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