大韓民国

平成29年8月29日

 本29日,午後3時から約20分間,河野太郎外務大臣は,康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官と日韓外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 河野大臣から,本日の北朝鮮による弾道ミサイル発射は,我が国の上空を通過する形で行われたもので,我が国の安全保障にとって,これまでにない深刻かつ重大な脅威である旨述べました。これに対し,康(カン)長官からは,極めて深刻な挑発であり,日本国民が今朝こうした事態で抱いたであろう不安を韓国も共感するといった話がありました。

2 両者は,こうした北朝鮮による相次ぐ挑発行動は断じて容認できないとの認識を共有した上で,国際社会による北朝鮮に対する圧力を強化する必要があること,国際社会による北朝鮮に対する圧力の強化を主導すべく,国連の場を含めて,日韓,日韓米で引き続き緊密に連携していくこと,中国やロシアが更なる役割を果たすよう引き続き働きかけていくことを確認しました。


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