大韓民国
日韓外相会談
令和2年1月14日
14日午後1時半頃(現地時間)から約45分間,米国・サンフランシスコを訪問中の茂木外務大臣は,康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官と日韓外相会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
- まず,康長官から,茂木大臣との会談は5回目であり,本年に入って初の会談であるが,茂木大臣にとって本年が良い年となることをお祈りしている旨述べました。これに対し,茂木大臣から,中国・成都でお会いしてから,1か月と置かずに,再びお会いでき嬉しい,先ほど行われた日韓米外相会合において,北朝鮮問題に関し有意義な意見交換を行い,日韓米の強固な結束を示すことができて良かった旨述べました。
- 茂木大臣から,目下の日韓関係の最大の課題である旧朝鮮半島出身労働者問題について,韓国側の責任で解決策を示すよう改めて強く求めました。その上で,両外相は,今後とも,外相レベルを含め,外交当局間の意思疎通を継続していくことで一致しました。
- また,我が国による輸出管理の見直しについて,康長官から韓国側の従来の立場に基づく発言があったのに対し,茂木大臣から日本の従来の立場に基づいて発言しました。
- さらに,茂木大臣から,両国国民の相互理解のためには,国民間の交流を含めた様々な交流が重要であり,両国政府がその重要性につき発信していくことが重要である旨述べ,両外相は,交流の重要性で一致しました。
- 両外相は最新の北朝鮮情勢についても意見交換し,日韓,日韓米での緊密な連携を改めて確認しました。