大韓民国

令和5年11月15日
会談前に、パク・チン外交部長官と握手する上川外務大臣
日韓外相会談が行われている様子

 現地時間11月15日午前10時20分(日本時間11月16日午前3時20分)から約55分間、APECリーダーズウィーク出席のため米国・サンフランシスコを訪問中の上川陽子外務大臣は、朴振(パク・チン)韓国外交部長官と日韓外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 双方は、前日の日米韓外相会合を含め、外相レベルでの緊密な意思疎通を歓迎しました。上川大臣から、最近のイスラエルからの自国民出国について日韓がお互いにパートナーとして協力し合うことができた、引き続きよく連携したい旨述べ、朴長官からも賛意が示されました。
  2. 上川大臣から、9年ぶりの外務次官戦略対話の開催や在外公館を含む外交当局間の意思疎通の緊密化といった動きは喜ばしい旨述べました。また、両外相は、「日韓交流おまつり」等に言及し、民間の様々な対話や交流の動きを引き続き後押ししていくことで一致しました。
  3. イスラエル・パレスチナ情勢に関し、上川大臣は、先般の自身の中東出張も踏まえ、日本の取組を説明し、朴長官と意見交換を行いました。また、両外相は、ロシアによるウクライナ侵略、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮情勢等についても意見交換し、国際場裡において引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

大韓民国へ戻る