大韓民国
日韓首脳会談
令和5年8月18日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
現地時間8月18日午後2時(日本時間19日午前3時)から約20分間、日米韓首脳会合出席のため米国キャンプ・デービッドを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領と日韓首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理は、東京、ソウル、広島、ビリニュス(リトアニア)に続いて、本年5回目となる首脳会談を米国で実施でき嬉しいと述べました。また、ユン大統領の御尊父の御逝去に際し、心からの哀悼の意を表明するとともに、先般の韓国国内の豪雨災害に関し、改めてお見舞いの言葉を述べました。
- 両首脳は、経済・ビジネス交流の活発化や航空便数の回復、金融、エネルギー分野での協力拡大等、日韓間で幅広い対話や協力が引き続き活発化していることを歓迎しました。また、3月に早期再開で一致した日韓次官戦略対話を本年秋に実現すべく調整していくこと、7月に本年中の開催で一致した日韓ハイレベル経済協議において有意義な議論が行われるよう準備を進めていくことを確認しました。
- 両首脳は、同日行われた日韓米首脳会合が、日米同盟と米韓同盟との間の連携を強化し、日韓米安保協力を新たな高みに引き上げるとの画期的な成果をもたらしたことを歓迎しました。また、来年、日韓が共に国連安全保障理事会非常任理事国となることも念頭に、国連など国際場裡での連携の重要性で一致しました。
- 両首脳は、本年後半も、国際会議の機会等を捉えて、引き続き頻繁に意思疎通を行っていくことで一致しました。