モンゴル国
モンゴル青少年環境視察交流訪日招へい(結果概要)
3月23日から30日、外務省は、「日本とモンゴルの行動計画(2022年~2031年)」に基づき、モンゴル国内各地から集まった計32人の若者を日本に招へいしました。参加者は、環境、森林学、森林マネジメント、気象学、防災等の分野で学び、活動している大学生や義務教育学校の生徒(高校生相当)等で、日本での滞在中、東京都内の里山のほか、緑化、環境、防災等の分野における関連機関・施設の視察、群馬県における記念植樹やホームステイを含む交流等の活動を行いました。
3月25日には、参加者への歓迎会を行い、駐日モンゴル大使館等の来賓を交え、今回の訪日中の体験談、関連分野における参加者による現在の取組、今後の抱負等について意見交換をしながら、交流を深めました。
2021年、第76回国連総会の一般討論演説においてモンゴルのフレルスフ大統領は、2030年までに国内で10億本の植樹を行う「10億本の植樹」国民運動の実施を発表。その後、2022年11月の日本・モンゴル首脳会談での共同声明(PDF)の付属書「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップのための日本とモンゴルの行動計画(2022年~2031年)(PDF)」に、『日本による、モンゴルにおける5年間で約5万本規模の植林、モンゴルの青少年約2万人に対する、植樹活動を含む環境・防災に係る啓発活動を通じた、モンゴル「10億本の植樹」国民運動推進に向けた協力』を行うことが盛り込まれた。
本事業は、その一環として、モンゴル各地から学生及び義務教育学校生徒(高校生相当)等を招へいし、植樹活動、環境及び防災に関する視察・体験、日本の市民等との交流等を行うことで、参加者の環境保護や防災に関する意識を高めるとともに、モンゴル青少年の対日理解と両国間の友好関係のより一層の促進を図るもの。