安倍総理大臣

平成26年4月16日

 本16日午後12時15分から約75分間,安倍晋三内閣総理大臣は,総理公邸で,病気療養のために訪日中のツァヒャー・エルベグドルジ・モンゴル大統領(H.E. Mr. Tsakhia Elbegdorj, President of Mongolia)と昼食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理はエルベグドルジ大統領の快癒に祝意を表するとともに再会を嬉しく思う旨述べました。エルベグドルジ大統領からは今次治療のための訪日に際し,総理からの温かい心遣いに感謝を述べました。

2 安倍総理からは,先般ウランバートルにおいて横田滋・早紀江御夫妻が孫娘のキム・ウンギョン氏とその御家族との時間を過ごせたことに対して,モンゴル側の協力に感謝を述べました。

3 両首脳は,昨年9月に策定した「戦略的パートナーシップのための日本・モンゴル中期行動計画」の進展を歓迎し,インフラ開発,人材育成,医療分野等における協力を着実に進めていくことで一致しました。また,タバントルゴイ炭田開発を含む鉱物資源開発や農牧業分野における両国の協力の可能性等について意見交換を行いました。また,ウクライナ情勢やアジアの地域情勢につき意見交換を行いました。

(参考)戦略的パートナーシップのための日本・モンゴル中期行動計画
 昨年9月のアルタンホヤグ・モンゴル首相訪日時に両国首脳が署名。内容は,政治・安全保障,経済,文化・人的交流の3本柱であり,2017年までの約5年間の今後の両国の協力の方向性を規定。

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