中華人民共和国

第3回日中企業家及び元政府高官対話(日中CEO等サミット)歓迎レセプションにおける河野外務大臣挨拶

平成29年12月4日

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 你好(ニーハオ)!外務大臣の河野太郎でございます。

 曾培炎(そ・ばいえん)中国国際経済交流センター理事長を始めとする皆様のご来日を心から歓迎いたします。

 私は実は,国会議員になる前,1994年でしたか,そこにいらっしゃる王総裁と北京に合弁会社をつくりまして,自動車の部品を中国で作りはじめました。最初6人で始めた工場が,最近ではずいぶん大きくなったと聞いて嬉しく思っております。

 このサミットは曾理事長と福田元総理の御指導を賜りつつ,今回で三回目を迎えました。先々週の日本経済界の皆様の訪中に続き,今度は中国の多くの企業の皆様をこうした形でお迎えすることができて,大変嬉しく思います。このような形で経済界の相互交流が進展していることを歓迎するとともに,私としても,このような前向きな動きをしっかり後押しをしていまいります。

 来年は日中平和友好条約締結40周年であるとともに,中国における改革開放40周年でもあります。この40年は,中国の改革開放を日本としてもODAや民間企業の協力を通じ,様々な形で支援してきた40年でもあります。こうした歴史も踏まえつつ,日本と中国は知見や経験をお互いに共有し,共に連携して,ルールに基づく自由で開かれた互恵的な経済を構築し,国際社会をリードしていく。そういう時代に入ってまいりました。

 世界第二の経済大国である中国の安定した経済成長は,日本そして世界にとっても大きなチャンスです。中国経済には,今後もシェアリングエコノミーや電子決済,Eコマースなどの昨今の目覚ましい発展を始め,日本が学ばなければならない分野も多くあると思います。

 一方で,日本には,課題先進国として,産業の高度化や,少子高齢化への対応を含め,様々な社会の課題に対応してきた豊富な経験があります。日本の経済界にも,こうした難局に対応してきた数々の優れた知見や経験が蓄積されています。中国が今後,経済改革に取り組まれていく中でも,こうした日本の知見や経験も参考になるのではないでしょうか。

 私は,地域の自由貿易推進にも,引き続き精力的に取り組んでまいります。特に,RCEPや日中韓FTAについては,日中両国が一層連携の上,質の高い協定の早期締結に尽力していきたいと思っております。

 また,日中社会保障協定は,日中両国企業にとって,まさにwin-winの協定です。既に多くの論点について進展が得られており,中国側とともに,早期の妥結を目指して頑張ってまいります。

 政府として,企業の皆様の活動をしっかりとお支えする覚悟を新たにしつつ,また両国経済界からの交流が今回の対話を通じて更に深まることを祈念し,私からの御挨拶とさせていただきます。誠におめでとうございます。


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