モンゴル国
第2回日本・モンゴル学生フォーラム(結果概要)
10月7日から9日にかけて、外務省主催による「第2回日本・モンゴル学生フォーラム」の合宿が、兵庫県豊岡市で行われたところ、概要は以下の通りです。
なお、本フォーラムは、事前オンライン学習会と合宿のハイブリッド形式で行われており、事前オンライン学習会では、7月23日、30日、8月6日の3日間にわたり、モンゴルの基礎や合宿のワークショップのテーマに関する計6講座から構成される講義等が行われ、各日約50名の両国学生が参加しました。
合宿初日には、両国の学生代表による自国紹介プレゼンテーションを含む開会セッションに続き、地域の取組を見学しました。その後、中日は丸一日かけてワークショップに取り組みました(ワークショップ:チンギスハーン空港、大阪・関西万博に関連する有識者がファシリテートして学生達が各テーマについてグループ討論をし、プロポーザルを策定するもの)。最終日には、ワークショップの成果を各グループが発表し、来賓のエンフアムガラン在大阪モンゴル総領事やファシリテーターによる講評が行われました。このほか、昨年の学生フォーラムに参加した学生有志が組織した学生準備委員会「日本モンゴル学生フォーラムSC(Student Committee)2023」が企画した「モンゴルナイト」や「ジャパンナイト」等の交流プログラムも行われました。
両国の参加学生の大半は、対面では初めて顔を合わせましたが、2泊3日の交流やワークショップを通じてお互いへの理解を深めつつ、グループ毎に一丸となってプロポーザルを策定しました。2つのテーマで策定された各プロポーザルは、エンフアムガラン総領事に提出されました。
10月7日(土曜日) | 10月8日(日曜日) | 10月9日(月曜日・祝祭日) | |
---|---|---|---|
午前 | 【ワークショップ・セッション】 グループ討論、プロポーザル策定 <テーマ> A:チンギスハーン空港周辺に両国の若手が活躍できる場をつくる! B:大阪・関西万博のモンゴルパビリオンをデザインする! |
【閉会セッション】
|
|
午後 | 【開会セッション】 外務省挨拶 両国学生代表プレゼン 【地域の見学】 日本・モンゴル民族博物館 (モンゴル伝統文化展示・地域の取組の視察、民族衣装試着等) |
【ワークショップ・セッション】 グループ討論、プロポーザル策定 折り紙、バナー作り |
|
夜 | 【モンゴルナイト】 モンゴル料理作り、伝統的な遊び、文化展示、モンゴル文字、モンゴル舞踊 |
【ジャパンナイト】 落語、かるた、けん玉、射的、輪投げ、花火、盆踊り |
|
宿泊 | ホテルシルク温泉やまびこ | ホテルシルク温泉やまびこ |
合宿には、事前オンライン学習会の参加者の中から選抜された、全国24校の多様な教育機関から合計38名の学生が参加しました。
<参加者の所属教育機関一覧:50音順>
愛知学院大学、桜美林大学、岡山理科大学、お茶の水女子大学、京都産業大学、秋田大学、上智大学、清泉女学院大学、大阪大学、帝京大学、東京大学、東京外国語大学、東京日本語教育センター、東京理科大学、同志社大学、名古屋芸術大学、名古屋大学、一橋大学、広島大学、明治学院大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、麗澤大学
合宿の模様
1 初日
(1)開会セッション


(2)豊岡市立日本・モンゴル民族博物館視察



(3)モンゴルナイト








2 合宿2日目
(1)テーマ別ワークショップ


テーマA:『チンギスハーン空港周辺に両国の若手が活躍できる場をつくる!』


各班とも、付箋を使ってアイデアを絞り出しながら、「もしも自分が『若手』だったら」との目線で空港周辺の開発案を検討。


テーマB:『大阪・関西万博のモンゴルパビリオンをデザインする!』


(2)折り紙、バナー作り


(3)ジャパンナイト








3 合宿最終日
(1)各グループによるプロポーザル発表


テーマA:『チンギスハーン空港周辺に両国の若手が活躍できる場をつくる!』




テーマB:『大阪・関西万博のモンゴルパビリオンをデザインする!』

(2)来賓挨拶(講評)


