中華人民共和国
中国高校生友好交流大使500人訪日団第1陣による安倍総理大臣表敬

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
1 本6日午後5時13分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,中国高校生友好交流大使500人訪日団第1陣計99名による表敬訪問を受けました。
2 冒頭,安倍総理大臣は,中国高校生の訪日に対して歓迎の意を表するとともに,訪日した中国高校生が日本の高校生と一緒に記念植樹をしたことに触れ,植えた木が成長するのと同じように,日中友好の芽を大きく育てて欲しい旨述べました。また,今回の訪日をきっかけに,将来様々な分野において日中間の架け橋として活躍して欲しい旨述べました。
3 訪日団を代表して挨拶した海南華僑高校2年の王上潤(おう・じょうじゅん)さんは,ホストファミリーや日本の高校生との別れは名残惜しいが,日本の高校生と一緒に植えた友情の木が心の絆となり,お互いの心を結びつけてくれている旨述べました。また,日本政府の温かいお招きに感謝するとともに,日本の同世代の若者とともに,日中関係の未来の発展のために貢献したい旨述べました。
(参考1)中国高校生友好交流大使500人訪日団
本年5月,二階俊博・自民党総務会長が「日中観光文化交流団」として訪中した際,「日中友好交流の夕べ」(5月23日)の場において,中国の子供500人を日本に招へいする旨表明したもの。今回,安倍総理大臣を表敬した第1陣は,外務省の青少年交流事業「JENESYS2.0」にて11月1日~7日に訪日し,和歌山県や山梨県を訪問した。第2陣(100名)は11月8日~14日に訪日して埼玉県を,また第3陣(300名)は12月13日~19日に訪日して福井県,北海道及び奈良県をそれぞれ訪問する予定。
(参考2)JENESYS2.0
2013年1月18日,インドネシア訪問中の安倍総理大臣は,2007年から実施したJENESYSの後継として,3万人規模で,アジア大洋州諸国との間で青少年交流事業「JENESYS2.0」を実施することを発表。本件事業は,日本経済の再生に向けて,我が国に対する潜在的な関心を増進させ,訪日外国人の増加を図るとともに,クールジャパンを含めた我が国の強みや魅力等の日本ブランド,日本的な「価値」への国際理解を増進させることを目指している。