東日本大震災

東日本大震災被災者へのトーゴ共和国からの支援
(チーク材を使用したベンチやおもちゃの贈呈式)

平成24年5月14日

  • (写真)
    チーク材を使ったおもちゃを
    齋藤町長に手渡すボジョナ臨時代理大使
    (足元は贈呈されたベンチ)
  • (写真)
    山元町内の仮設住宅に設置されたベンチ

 平成24年5月14日,宮城県山元町において,トーゴ共和国のチーク材を使用したベンチやおもちゃの贈呈式が行われました。

 これは,昨年4月,横浜市に本部を置く国際熱帯木材機関(ITTO)が,加盟国に対し東日本大震災被災者支援のための木材の提供を要請致した結果,トーゴ共和国から,チーク材の丸太37立方メートルの提供の申し出があったことを受けたものです。本年2月,日本木材青壮年団体連合会(木青連)が丸太を受け入れました。木青連では,地域のコミュニティー作りや憩いの場として役立ててもらうため,ベンチやおもちゃに加工し,この度被災地に届けられました。

 贈呈式には,ボジョナ在京トーゴ大使館臨時代理大使,齋藤俊夫山元町長,李強ITTO分析官,落合賢治日本木青連会長等が出席し,ボジョナ臨時代理大使から被災地へのお悔やみのほか,日本によるこれまでの支援への感謝,困難な時にこそ助け合うことが大切であり,何か必要なことがあれば言って欲しい,今後トーゴ共和国と日本の絆がますます深まることを期待するとの挨拶がありました。

 昨年6月のニャシンベ・トーゴ大統領訪日時には,同大統領は被災地及び避難所を慰問し,被災者にTシャツを贈った他,日本赤十字社に対し20万ドルの義援金を寄付しています。


このページのトップへ戻る
目次へ戻る