パキスタン・イスラム共和国
「日・パキスタン外交関係樹立70周年」に際しての岸田総理大臣によるメッセージ及び本田外務大臣政務官のレセプション出席
令和4年4月28日



4月28日、都内において、駐日パキスタン大使館主催で「日・パキスタン外交関係樹立70周年記念レセプション」が行われ、シャバーズ・シャリフ・パキスタン・イスラム共和国首相(H.E. Mr. Mian Muhammad Shehbaz Sharif, Prime Minister of the Islamic Republic of Pakistan)がビデオメッセージを寄せるとともに、本田太郎外務大臣政務官が主賓として出席し、岸田文雄内閣総理大臣のメッセージを代読しました。
- 岸田総理大臣は、メッセージにおいて、シャバーズ・シャリフ首相の就任に祝意を表し、この記念すべき日をともにお祝いできることを大変嬉しく思う旨述べました。その上で、昨年のアフガニスタンからの邦人等の退避に際してのパキスタンからの協力等にも言及しつつ、日本とパキスタンの両国が、互いに困難なときに手を差し伸べ合いながら、長年に亘って友好関係を育んできたことを振り返りました。
- また、岸田総理大臣は、パキスタンが地域の安定のみならず、国際テロ対策における最重要国の一つであり、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力していきたい旨述べ、この節目の年に、二国間関係を更なる高みに引き上げていくため、一層協力していく決意を表明しました。
- シャリフ・パキスタン首相はビデオメッセージの中で、日本とパキスタンの関係について、「遠い昔から続く深く根ざした繋がりに基づく特別な絆」と表現し、70年間に亘る友好において、大きな進歩を遂げたと述べるとともに、日本のJICAを通じた支援等について謝意を表明しました。その上で、今後70年間、二国間関係が更なる高みに引き上げられることを確信していると述べました。