アジア

堀井厳外務大臣政務官のネパール及びインド訪問(結果)

平成29年12月11日

12月6日から10日まで,堀井厳外務大臣政務官は,ネパールのカトマンズ及びインドのコルカタを訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 ネパール(12月6日~8日)

(1)ヤダブ選挙管理委員長への表敬

ヤダブ選挙管理委員長

12月6日午後2:30(現地時間)から約30分間,堀井厳政務官は,12月7日に実施される連邦下院・州議会選挙の実施を担うネパール選挙管理委員会のアヨディ・プラサド・ヤダブ委員長(Honorable Dr. Ayodhee Prasad Yadav, Chief Election Commissioner)を表敬しました。堀井厳政務官からは,今時選挙にネパール政府からの招待を受け,我が国選挙監視団の団長としてネパールを訪問した,本年実施された地方選挙及び第一回連邦下院・州議会選挙が自由で公正な,かつ,平和裡,透明な形で実施されたことを祝福するとともに,翌7日の第二回選挙も同様に実施されることを期待する旨述べました。また,我が国が長期にわたりネパールにおける民主主義の定着を支援してきたことを説明し,今後も日本政府はネパールに対し,ガバナンス強化及び民主主義の基礎制度づくりにおける支援を実施していきたい旨伝えました。これに対し,ヤダブ選挙管理委員長からは,堀井厳政務官をはじめとする選挙監視団の訪問及び日本からのこれまでの支援に謝意を表明するとともに,ネパールにおける民主主義の定着には今後も日本の協力が必要であり,引き続き支援をお願いしたい旨発言がありました。 

(2)バンダリ大統領への表敬

バンダリ大統領

12月6日午後3:30(現地時間)から約45分間,堀井厳政務官はビディヤ・デヴィ・バンダリ大統領(Right Honorable Ms. Bidhya Devi Bhandari, President of the Federal Democratic Republic of Nepal)を表敬し,ネパールにおける一連の選挙が円滑に行われていることを祝福するとともに,我が国選挙監視団団長としてネパールの政治プロセスの着実な進展を目の当たりにすることができ喜ばしい,日本は伝統的な友好国として,引き続き(ア)震災復興及び災害に強い国づくり,(イ)経済成長等に資する社会・経済基盤整備,(ウ)貧困削減及び生活の質の向上,(エ)ガバナンス強化及び民主主義の基盤制度作りを重視し,協力を推進していくことを述べました。また,堀井厳政務官は,北朝鮮による弾道ミサイル発射や拉致問題に関する我が国の立場を説明しました。これに対しバンダリ大統領は,政務官を団長とする日本の選挙監視団の訪問に謝意を表した上で,日本とネパールは長く伝統的な友好関係を有していること,インフラ整備や民主主義定着に対する日本政府による公平かつ多大な支援に感謝する旨述べました。また,ここ数年続く北朝鮮による弾道ミサイルの開発問題を懸念している旨の発言がありました。

(3)投票視察

選挙視察.

12月7日,午前8:30から午後3:00(現地時間)まで,堀井厳政務官は我が国選挙監視団の団長として,第二回連邦下院・州議会選挙における投票所の視察を行いました。堀井厳政務官は,カトマンズ郡,ラリトプール郡,バクタプール郡に設置された投票所をそれぞれ2カ所,計6ヶ所を訪問し,選挙が自由で公正,かつ,透明な形で実施されているかを確認するため,投票実施状況の視察や各投票所の選挙責任者から投票所の運営状況や今後の改善点等についての聴取を行いました。

(4)マハルジャン・ラリトプール市長との面会

ラリトプール市長

12月7日午後5時半(現地時間),堀井厳政務官はカトマンズ市に隣接するラリトプール市のチリ・バブ・マハルジャン市長(Mr. Chiri Babu Maharjan, Mayor of Metropolitan city of Lalitpur)と面会し,同日に同市を含む投票所において選挙視察を行ったことを説明しました。また,堀井厳政務官より,ネパールの新憲法の下,地方自治体には大きな権限が委譲されていることに触れた上で,日本の例を挙げつつ国の発展には地方自治体の果たす役割が大きく,同市長の今後の活躍に期待する旨述べました。これに対し,マハルジャン市長より,ネパール国民は,一連の選挙が実施された後の経済発展を望んでおり,日本の経験を学びながら,市民の要請に沿った発展を成し遂げていきたい旨発言しました。

2 インド(コルカタ)(12月8日~9日)

  • コルカタ
12月9日午後2時(現地時間)から約60分,堀井巌政務官はヴィクトリア記念堂において,日印友好交流年を記念して開催される国際交流基金巡回展「映像と物質 版画の1970年代・日本」の開会式に出席しました。同式典には,現地の有識者,文化人及び現地に駐在する外交団等が出席し,インド政府からは,ケシャリ・ナート・トリパティ西ベンガル州知事(His Excellency,Shri Keshari Nath Tripathi, Governor of the State of West Bengalが主賓として出席しました。堀井巌政務官はスピーチにおいて,今回のイベントが日印の文化交流の歴史にまた一つ多様性を加えるきっかけとなることを心から期待する旨挨拶しました。
 
その他,堀井巌政務官は,日系企業関係者との間で,日系企業進出の現状やコルカタ経済情勢等について意見交換を行うなどしました。

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