モルディブ共和国
鈴木外務大臣政務官のモルディブ訪問(結果)
平成31年4月11日
鈴木憲和外務大臣政務官は,4月6日から7日の日程で,モルディブ共和国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1 モルディブ議会選挙の選挙監視

4月6日,午前9時30分から午後7時15分(現地時間)まで,鈴木政務官は我が国の選挙監視団の団長として,モルディブ議会選挙における投票所の視察を行いました。マレ市及びフルマレ市に設置された投票所(それぞれ2カ所,計4ヶ所)の投票状況及び,マレ市内の投票所(2ヶ所)における開票作業を視察し,選挙が自由で公正,かつ,透明な形で実施されているかを確認するとともに,各投票所の選挙管理委員から投票所の運営状況等についての聴取を行いました。
2 シャリーフ選挙管理委員会委員長への表敬

4月6日,午前9時50分(現地時間)から約15分間,鈴木政務官は,シャリーフ・モルディブ選挙管理委員会委員長(Mr. Ahmed Shareef, Chairman, Elections Commission of Maldives)を表敬しました。鈴木政務官からは,モルディブにおいて民主主義が一層発定着することの重要性を述べました。これに対し,シャリーフ委員長からは,日本が選挙監視団を派遣したことへの感謝を表するとともに,日本の選挙監視団から今回の選挙に関し,建設的なフィードバックを期待している旨,発言がありました。
3 シャーヒド外務大臣への表敬

4月7日,午前10時40分(現地時間)から約30分間,鈴木政務官はアブドゥッラ・シャーヒド・モルディブ外務大臣(H.E. Mr. Abdulla Shahid,Minister of Foreign Affairs)を表敬しました。鈴木政務官からは,モルディブにおいて民主主義が定着することの重要性及び,安全保障や経済,経済協力,農業等様々な分野で具体的な協力を進め,二国間関係を強化していきたい旨伝達しました。これに対し,シャーヒド外相からは,日本が選挙監視団を派遣したことに謝意を示した上で,上記各分野及び国際場裏で日本と協力していきたい旨述べました。また,両者は,北朝鮮を始めとする地域情勢についても意見交換を行いました。
4 カリール外務担当国務大臣主催昼食会出席

4月7日,午前11時45分(現地時間)から約60分間,鈴木政務官は,アハメド・カリール・モルディブ外務担当国務大臣(Mr. Ahmed Khaleel,Minister of State for Foreign Affairs)主催昼食会に出席しました。昼食会においては,経済,観光,農業,スポーツ,議員交流を始めとする様々な分野での協力の可能性について率直な意見交換を行いました。