モルディブ共和国
濵地外務大臣政務官のモルディブ訪問(結果)



濵地外務大臣政務官は,2月7日から2月9日まで,モルディブ(マレ)を訪問し,2月8日に開催された在モルディブ日本国大使館開設レセプションに出席した他,モルディブ政府要人との会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
1 在モルディブ日本国大使館開館除幕式及びレセプション出席
8日,濵地政務官は,在モルディブ日本国大使館開館除幕式に参加するとともに,開館レセプションに日本政府を代表して出席し,開館の挨拶を行いました。挨拶では,日本とモルディブの長年の友好関係に触れるとともに,来年国交樹立50周年を迎える日本とモルディブの二国間関係を更に発展させていきたい旨述べました。同レセプションには,来賓として,マウムーン外相がモルディブ政府を代表して出席し,ヤーミン大統領からの祝辞を代読し,本人も祝辞を述べた他,モルディブ政府関係者,在モルディブ外交団,在留邦人など多数の方々からの出席がありました。
2 マウムーン外相との会談
濵地政務官は8日,ドゥンヤ・マウムーン・モルディブ共和国外務大臣(Hon. Ms. Dunya Maumoon)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
(1)二国間関係
濵地政務官から,今年1月に開設した在モルディブ大使館を通じて,モルディブとの関係を発展させていきたい旨述べました。これに対し,マウムーン外相から,在モルディブ大使館の開設を歓迎するとともに,来年の2017年の国交樹立50周年に向けて,重要なパートナーである日本と更に協力を進めていきたい旨発言がありました。
(2)モルディブ内政
濵地政務官から,モルディブの民主主義の定着に向けた取組が進展することを期待する旨述べたのに対し,マウムーン外相から,モルディブは,着実に民主化改革を進めており,国際社会から理解が得られるよう,今後も取組を前進させていきたい旨発言がありました。
(3)北朝鮮
濵地政務官から,我が国は,北朝鮮が先般行った人工衛星と称するミサイル発射を強く非難している旨述べたのに対し,マウムーン外相から,モルディブは一貫として,北朝鮮の核実験,ミサイル発射を非難しており,今後も日本の立場を支持していく旨発言がありました。
(4)その他
気候変動対策など国際場裏における課題についても意見交換を行いました。