スリランカ民主社会主義共和国

平成27年10月4日

 本4日午前9時10分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,京都を訪問中のラニル・ウィクラマシンハ・スリランカ民主社会主義共和国首相(Hon. Mr. Ranil Wickremesinghe,Prime Minister of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)との間で首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

(1)安倍総理大臣から,約7年ぶりの訪日及び,科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)への参加に対し,歓迎の意を表しました。

(2)これに対し,ウィクラマシンハ首相から,訪日できて嬉しい,今次訪日を契機に日本との二国関係を一層強化したい旨述べました。

2 二国間関係

(1)安倍総理大臣から,ジャヤワルダナ元大統領がサンフランシスコ講和会議において日本の主権を擁護した感動的な演説は,友好関係の礎として今も日本人の心にある,私の祖父の岸元総理大臣は,日本の総理大臣として初めてスリランカを訪問するなど縁を感じており,また,ウィクラマシンハ首相の訪日によって伝統的な日・スリランカ間の友好関係が更に深まるものと確信するとの考えを述べました。

(2)これに対し,ウィクラマシンハ首相は,両国は戦後長い伝統的友好関係があり,70年前からスリランカは日本に国際社会の中で役割を果たしてほしいと願ってきた,岸元総理大臣をはじめ,両国指導者に深い関係があり,安倍総理大臣との間で政治,経済の幅広い協力関係を作りたい旨述べました。


スリランカ民主社会主義共和国へ戻る