バングラデシュ人民共和国
柘植外務副大臣の「バングラデシュ独立記念日レセプション」出席
令和6年3月27日
3月26日、柘植芳文外務副大臣は、駐日バングラデシュ大使館主催の「バングラデシュ独立53周年記念日レセプション」に出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、柘植副大臣は、シャハブッディン駐日バングラデシュ大使の挨拶に先立って挨拶を行い、その中で、独立記念日への祝意と能登半島地震に際するハシナ首相からのお見舞いのメッセージに対する謝意を表明した上で、昨年4月にはハシナ首相が訪日し、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に引き上げた旨紹介しました。また、柘植副大臣は、両国間の関係は幅広い分野にわたってこれまでになく深化しており、先般の経済連携協定(EPA)交渉開始決定に加え、ダッカ国際空港第三ターミナル、ダッカ・メトロ、それにOSAによる安全保障分野での協力等、両国の関係を象徴する案件が次々と実現している旨述べました。
- 加えて、柘植副大臣は、地域の連結性強化の要であるバングラデシュにおいて、日本は「ベンガル湾産業成長地帯(BIG-B)」構想を更に進め、ベンガル湾からインド北東部をつなぐ「産業バリューチェーン」の形成に取り組んでいくこと、引き続き、バングラデシュと共に「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け取り組んでいくことにつき述べました。さらに、柘植副大臣は、成田とダッカを結ぶ直行便の17年ぶりの再開、JICA海外協力隊の派遣の7年ぶりの再開などに触れつつ、人と人のつながりに支えられた二国間関係を更に深めるべく、外務副大臣として尽力していきたい旨述べました。